‘2012/09’ カテゴリーのアーカイブ

可愛い発想

2012/09/23

先日の小学生のレッスンで、思わず笑ってしまった一コマをご紹介。

弾くことから次第に曲の内容を読もうと一生懸命に努力しているNちゃん。
今日は調性についてのお勉強です。
まずは長調と短調の違いを感じ、「ハ長調(はちょうちょう)」という言葉が登場。
学校の音楽の授業で聞いたことのある生徒さんもいるので、質問してみました。

私「ハ長調って聞いたことあるかな?」

Nちゃん 「アゲハちょうなら知ってる!!」

さすがは昆虫が大好きな女の子!
とても嬉しそうに満面の笑みで即答してくました♩
それがまたとても自然なのです。

これから聞き慣れない楽語がたくさん出てきますが、一つずつ一緒に覚えていきましょうね!
Nちゃんから次はどんな発想が出てくるかとても楽しみです♩

ウィーン ブラームス像

2012/09/02

 ブラームスはドイツ、ハンブルクにて生まれましたが、1871年(38歳)から1897年に亡くなるまで、ウィーンに居を構えます。
ウィーンフィルの本拠地“Musikferein”(楽友協会)で芸術監督を務め、小ホールは彼の功績を称えて、「ブラームス ザール」と名付けられています。

Musikverein


当時、その古典的な作風から、ベートーヴェンの再来とも言われ、その後のクラシック界に大きな影響を与えました。

ウィーンの楽友協会からリンクを挟んで向いのカールス広場には、大きなブラームス像がそびえ立っています。

カールス広場に建つブラームス像

当時、ブラームスが散策したであろう公園や、周辺の景色は、華やかな芸術都市ウィーンをより知的に感じさせてくれる、素晴らしい光景です。
ウィーンには、ブラームスゆかりの場所として、ハイドン記念館の一室や彼をはじめ多くの音楽家が眠る中央墓地、よく散策した公園などが存在します。
随所に当時活躍した芸術家達の足跡が残っており、そのゆかりの地を巡るのもまた楽しいものです。

楽友協会ーMusikverein
http://www.musikverein.at/

ハイドン記念館ーHaydnhaus
http://www.wienmuseum.at/de/standorte/ansicht/haydnhaus.html