‘2011/11’ カテゴリーのアーカイブ

モーツァルトの足跡 ザルツブルク②

2011/11/16

かの天才と言われた作曲家モーツァルトW.A.Mozart(1756-1791)は、1756年1月27日にこの家で生まれました。

モーツァルトの生家

 この建物は、1階が当時の雰囲気を再現した部屋など、2階がオペラを中心とした舞台モデルのミニチュアなど、3階がピアノや肖像画などの展示博物館となっており、多くの観光客が当時のモーツァルトに思いを馳せようと、訪れます。

4オクターブのクラヴィコード

やはり興味深いのは楽器(クラヴィーア)で、モーツァルトが使用していた鍵盤楽器を眺めていると、思わずモーツァルトの曲が軽やかに流れてくるような雰囲気に包まれます。

モーツァルトの使用したヴァルター作 フォルテピアノ

 こちらのピアノの鍵盤数は5オクターブ、61鍵、現代のピアノとは白鍵・黒鍵が反対になっていますが、これは、白鍵の方が鍵盤数が多く、演奏している手をより白く美しく見せるため、と云われています。

鍵盤部分

モーツァルトの時代は、チェンバロ、クラヴィコードからフォルテピアノへと移り変わる時期でもあり、作風もそれに伴い変化しているように思います。

そして、数々のオペラの名曲を作曲したことでも有名ですが、こちらでは舞台模型のミニチュア版が展示されています。

Teo OttoデザインによるZauberfloete“魔笛” 

数々の素晴らしい作品を残したモーツァルトの生涯を、ほんの少しではありますが理解できたように思います。

これを作品解釈や演奏に活かし、役立てることができれば本望です。

モーツァルトの足跡は、まだまだ続きます。

 

 

演奏会のご案内

2011/11/03

先日、東京でレッスンさせていただいていた生徒さんよりご連絡をいただきました。

昨年に続き、2回目のリサイタルを開催されるということで、その後も熱心に努力されている様子は、大変嬉しく、益々の活躍を願っています。

今回は、ショパンを中心としたものから、薄井さん自身が作曲されたオリジナルの曲などを含む、内容の濃いプログラムとなっております。

リサイタルで、演奏者自身が作曲した曲を披露する、というのは、聴き手にとっても大変真新しく、実にワクワクします!

薄井郷史さんは、これまでに様々なコンクールに入賞されたり、リサイタルを開催されたりと、常に目標を掲げて積極的に努力される方です。

その確実なテクニックと力強い演奏に、教会での響きという要素が加わり、幻想的なリサイタルになるでしょう。是非、足をお運びください!

「SATOSHI USUI 2nd Piano Recital」

  • 日時 2011年11月19日(土)                      
  • 開場   18:30   開演 19:00
  • 会場 シャロンゴスペルチャーチ(池袋駅C3出口を右へ徒歩1分)
  • 入場無料

~プログラム~

F.F.Chopin

  • スケルツォ第4番 ホ長調 作品54
  • タランテラ 変イ長調 作品43
  • アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22

F.Liszt

  • ラ・カンパネラ

他オリジナル曲など。

※曲目は、変更する場合がございます。

 

シャロンゴスペルチャーチ  アクセス

 

〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-2-1

JR池袋駅 西口より徒歩4分(立教通り)、C3出口を右へ徒歩1分

http://www.bridalmission.co.jp/sharon/index2.html?_startPage=3