‘コンクール’ カテゴリーのアーカイブ

NHK全国学生音楽コンクール

2019/10/15

一昨日、第86回NHK全国音楽コンクール小学校の部が渋谷のNHKホールにて開催され、今回山鹿小学校の伴奏として参加させていただきました。
前日の台風の影響により開催中止も懸念されましたが、雲一つない青空のもと、1時間半遅れての開催となりました。

全国から地区コンクール、ブロックコンクールを勝ち抜いた11校が一堂に集い、熱戦が繰り広げられ、その様子がEテレにて生放送されました。

全国のレベルは高く、それぞれの学校ごとに個性があり、コンクールとはいえ、仲間とともに舞台に立てる喜びを味わいながら音楽を楽しめることがどれほど幸せなことか、ひしひしと感じながらステージを楽しませていただきました。

最後は大合唱で会場中が熱気に包まれ、感動の閉会となりました。
今回ありがたく機会をいただき、音楽をつくり上げる過程で貴重な瞬間の数々をご一緒できたのも、先生方はじめ全て周りの方々のおかげと改めて感謝の念を感じたここ数ヶ月でした。
音楽で人の心を動かしたり、演奏者、聴衆がともに一体となれる瞬間など、音楽の偉大さを改めて実感しました。
山鹿小学校の皆様、貴重な瞬間の数々を誠にありがとうございました!

熊日学生音楽コンクール

2015/08/16

本日、健軍文化ホールにて第48回熊日学生音楽コンクールピアノ部門 小学生低学年の部の予選が開催されました。
4曲の課題曲の中から参加者がそれぞれ個人の音をホール中に響かせ、ピアノの音色の可能性を感じながら、今後のレッスンの課題を見つける場となりました。

皆さん、よく弾き込んでいるなあと感じるとともに、曲を弾きこなすには、低学年ながらテクニックをしっかりと身につけることの必要性を改めて感じました。
もちろん無難に弾けるだけでは物足りなく、聴衆の心に響くものが感じられなければ、曲は素晴らしくとも味気ない演奏になってしまいます。
曲に合った音色をつくり込むことも重要で、日頃のレッスンの積み重ねの成果ではありますが、改めて普段のレッスンがいかに貴重かを思い知らされます。

コンクールに参加するということは、本番までの厳しい長い道のりを親子・指導者ともに乗り越えていかなければならない試練を伴いますが、終了した頃には必ず何か得るものがあります。
それを今後に繋げていき、レベルアップを図り、ピアノが今後の人生の中で何か意味をもつものになるようなお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。

今回で48回目を迎える、歴史ある「熊日学生音楽コンクール」。
音楽を学ぶ者にとって、まさしく励みになり、精神面でも成長できる貴重な機会。
今後も末長く続いてほしいと願います。

吹奏楽コンクール

2015/07/29

本日は県立劇場にて吹奏楽コンクールが開催され、吹奏楽部にて活躍する生徒さん達の演奏を聴きに行ってまいりました。
コンクールと言えば、高校時代によく訪れた県立劇場。
懐かしくもあり、今思えば舞台に立つ瞬間は何物にも代え難い貴重な経験となりました。

小学生の部を聴かせていただきましたが、どの学校も工夫を凝らし、音楽に対して真剣に向き合い取り組んだのだろうなと感じさせる素晴らしい演奏の数々でした。
ソロを演奏する生徒さん、何度か移動しながら複数の楽器を演奏する生徒さん、いつものレッスンでの表情とはまた違った姿が見られ、大変頼もしく、貴重で素晴らしい瞬間でした。

小学生といえば、まだ体も小さく、音を出すのも大変な時期だと思いますが、それでも集中的に練習を重ねればここまで出来るのかと、改めて子どもの伸びしろの大きさを実感した瞬間でもありました。

目前のことに全力で取り組むことで得られた結果は、人生の中で必ず役に立つと思います。
素晴らしい演奏を聴かせていただいた生徒さんはじめ、小学生の皆さん、本当にありがとうございました!

ピティナ熊本地区予選

2015/06/22

昨日、ピティナコンペティション熊本地区予選が嘉島町民会館にて開催され、当教室より那賀 姫依ちゃんがA1級へ参加しました。
課題曲を中心に毎日練習を積み重ね、音色の伸びも良くなり力をつけてきた姫依ちゃん、初めてのコンペ参加でしたが、レッスンでやった内容をよく思い出しながら、ステージでは見事に成果を発揮してくれました。

A2級(幼児)からA1級(小1-2年生)を聴かせていただきましたが、今回感じたのは、自分の音色をよく聴いて感じながら弾いている子と、そうでない子の差がはっきりと聴き取れたことです。

「音の質にこだわりをもつ」

これに尽きると感じました。
音色づくりの大切さを小さいうちから意識していくと、普段から良い音を出すための工夫を欠かさず、またそれを積み重ねていくことで、音の質が上がっていき、クオリティの高い音楽になっていくのだと思います。

コンクールの意義は、結果のみならず、参加することでそういったことを感じたり、一人一人が新たな課題を見出したり、今後の指標を発見することでもあると思います。
そういう意味では、参加して得られるものは目に見えずとも、今後の音楽人生に与える影響は大きいと感じます。
上手くコンクールを活用し、音楽の楽しみ方がより幅広くなるようなお手伝いができれば、これほど嬉しいことはありません。

今回姫依ちゃんは奨励賞を受賞、ご家族の皆様の温かなサポートの賜物です。
また次の課題に向けて頑張ってくれることと思います。
姫依ちゃん、お疲れさまでした!!

ピティナコンペ地区予選 in 熊本

2014/06/23

昨日、熊本森都心プラザホールにてピティナコンペの地区予選が開催され、当教室から4名が初参加、1名が予選通過となりました。
今年ピティナに入会してから、指導者として初めての参加、レベルの高さは覚悟しておりましたが、会場で参加者の演奏を聴いてみて、想像以上のレベルに驚きました。

今回はA2、A1、C級での参加でしたが、それは皆さんよく曲を理解し、細部に渡り抜かりなく仕上げているなあと実感。
今回の会場は本選会場でもあり、県外からの参加者も多く、かなりのハイレベルな予選だったようです。

A1級では、学年が一つ違うだけで、体格やタッチの強さにも大きな差があり、ただ無難に弾けるだけでは決して通過できず、やはり曲として人を楽しませるレベルまで仕上げていくことの難しさを感じました。

続いてB級は、一番参加者が多く、聴いていて印象に残る演奏をする方は皆通過、良く弾けているけれど、これにもう少し何かが加われば、という方の差が極端だったように思います。

C級ともなれば、更に音楽を自分のものとし、自分が楽しむ余裕、また観客を楽しませる表現力が必要となってきます。
いわばセミプロの領域に近いと思います。
これは一朝一夕で身に付くものではなく、今回のような経験を積み重ね、舞台に慣れ、自分に自信を持ち、精神面でもかなり強化された時に心から楽しめるのではないかなと思います。

たくさんの方の演奏を聴いて、大変勉強になった1日でした。
ピアノを通して身に付く様々なもの、どれも大人になって何かの場面で役に立つことが満載で、改めてピアノ学習の意義深さを実感しました。

今回参加された方は4名中3名はコンクール初参加という、最初から高いハードルでの挑戦となりましたが、ここ3ヶ月程の熱意と努力は称賛に値します。
ご家族の皆様ともに本当に良く頑張ってくれました。

今回得た課題をもとに、また次の挑戦へと繋げていきたいですね♪
皆さんの着々と成長していく様子を嬉しく感じ、可能性は無限だなあとつくづく思います。
一先ずお疲れさまでした!!

グレンツェンピアノコンクール地区本選

2014/03/29

本日、アクロス福岡にて、グレンツェンピアノコンクールの地区本選 小学校5,6年生部門が開催され、当教室から渡邉七海さんが出場、準優秀賞を受賞されました。


昨年夏の予選に始まり、年末の熊本本選、そして今回の地区本選と進んできました。
今回も、あと1点で優秀賞という、シビアなラインでしたが、本当に良く頑張って取り組んでくれたと思います。

今回も色々と勉強になりました。
同じ曲を続けて聴いていると見えてくるものもあり、指導に活かせる部分もあります。

本日、多くの方の演奏を聴いて感じたのは、音楽を感じて、曲を自分のものに出来ているか、ということでした。
言われた通りに弾くだけではなく、そこに自分の考えがどのくらい反映されているのか、様々な解釈がありますが、聴く人を納得させる演奏が出来ていた方は上位入賞されていました。

他にも様々な気付きがありました。

テンポ
テンポ設定においては、速すぎず、曲が自然に流れるテンポというものが存在します。

自分の耳で聴くことの大切さ
レッスンがなくても、ある程度自分で曲を形づくれるようになるのが理想です。

最初の一音
これはものすごく大事だと思います。
音の出だしに気を配るということは、曲全体にどの程度思い入れをもって弾いているかの表れでもあると思います。
良い耳を持っている方は、最初の一音で曲全体の出来がおおよそ予測出来ると思います。
最初の1音をどんな音で弾くのか?もっとここにこだわっていいのだと改めて確信出来ました。

様々な課題曲の中では、シンプルでも身体の使い方や音の出し方など、学ぶものは多く、何よりも常に目標を定め、それに向かって取り組めたことは、大きな収穫になったと思います。
そして、一流の舞台での演奏、これはやはり経験とともに場数を踏むことで身につくものだと思います。
自分の音色や音の響き、会場の雰囲気を最大限に感じながら演奏する、これはピアノに限らず音楽をやっている方の醍醐味だと思います。

しかしコンクールは発表会とは違い、同じ曲で競い合う訳で、ミスタッチやリズムが崩れたり、テンポが整わなかったりなど、負の要素が出てくると、今回のように短い曲であれば、やはりそれが審査に大きく影響する場合もあります。

結果だけに左右されて、本来楽しむべき音楽が楽しめなくなることは避けたいと思っています。
しかし、悔しい思いをしても、その反動でいくらでも伸びる可能性がある点は、子どもの特権だと思います。
ピアノ指導って、本当に奥が深く、いくら勉強してもし過ぎるということはないなあと感じています。

次はピティナコンペに向けてのレッスンが既に始まっています。
気合を入れ直さなければと感じた一日でした、、。

七海ちゃん、入賞おめでとうございます!!
夜遅くまで本当にお疲れさまでした!!
そして遠くまで付き添ってくださったお父様、本当にありがとうございました。

九州音楽コンクール

2014/03/23

本日、九州音楽コンクール幼児クラスが平成音大サテライトステージにて開催され、当教室から野田楓佳さんが出場、見事銅賞を受賞しました。

1月から課題曲の練習を始め、幼稚園最初で最後のコンクール。
レベルアップを目的に、課題曲「トルコのおどり」を選びましたが、短い曲でありながら、右手のテクニック練習には事欠かない内容。

テンポが上がるにつれ、ここ数週間は思うように指が動かなかったりしたものの、試行錯誤しながらの練習法で見事に改善!
まだ課題は残るものの、数日でこんなに変わるものかと、改めて子どもの集中力のすごさ、進歩の早さを感じました。

春からは小学生!
これからもたくさん楽しいステージが待っていますよ♪
いつもご両親の熱心なサポートには頭が下がります。
次のステージに向けて、また一緒に頑張りましょう!

楓佳ちゃん、本当におめでとうございます!!

グレンツェンコンクール本選終了!

2013/12/27

先日、熊本県立劇場にて、グレンツェンピアノコンクールの本選が行われ、渡邉七海さんが見事準優秀賞を受賞しました。
8月の予選に始まり、その後は秋の発表会、そしてこの度の本選と、忙しい中で上手くスケジュールをやりくりしながらの参加でした。

今回は付き添えなかったものの、お父様やお母様の強力なサポートの結果、入賞に繋がりました。

ピアノ学習におけるコンクールとは、参加することで目標ができ、その課題曲や自由曲を練習する過程で身につくテクニックや表現力、また舞台での振る舞い、精神面の強化など、得るものは多いにあります。

もちろん結果も含めて振り返ることは重要ですが、結果に一喜一憂せず、その先へどう繋げていくかが重要だと思います。
結果が思うような成績でなかったとしても、そこで悔しさを感じれば、必ずそれがバネとなって次に成果として現れます。
本番までの過程は、参加した人しか得ることができない貴重な経験となります。

次はどんな目標に向かって一緒に取り組んでいけるか、楽しみでもあります♩

七海ちゃん、本当におめでとうございます!
そしてお疲れさまでした!

ご両親のいつも温かなサポートに感謝いたします。

グレンツェンピアノコンクール

2013/08/25

本日、グレンツェンピアノコンクール予選が県立劇場にて行われました。
当スクールからも渡邉七海ちゃんが参加、課題曲の練習に励んできました。
数々のコンクールの中でも課題曲は易しいのですが、何せ多数の出場者の中で差をつけるには、ただ楽譜通りに弾けるレベルから、1音1音、音色にこだわり、自由に身体を使いこなす術が求められます。
あとは自分の世界に入り込み、イメージ豊かに演奏する、これに尽きると思います。

今後、当スクールからもコンクールへ参加する生徒さんが増えてくると思います。
やる気さえあれば、全力でサポートします。

コンクールでは、発表会以上にステージマナーも求められます。
入場する瞬間から、退場して姿が見えなくなるまで堂々と振舞い、客席に向かって自分を最大限にアピールしてほしいと思います。

今回の経験をもとに、更なるピアノの魅力を発見し、飛躍を遂げてほしいと願っています。
七海ちゃん、準優秀賞おめでとう!!そして本当にお疲れさまでした!!