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    クリスチャン・ツィメルマン ピアノリサイタル

    昨夜、熊本県立劇場にてピアニスト クリスツィアン・ツィメルマンのリサイタルがあり、聴きに行ってまいりました。
    熊本で聴けるチャンスは貴重で以前からとても楽しみにしていたリサイタル、感動の連続でした。

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    前半は、F.Chopin 4つのマズルカ Op.24

    第14番 g moll Op.24-1
    第15番 C dur Op.24-2
    第16番 As dur Op.24-3
    第17番 b moll Op.24-4

    J.Brahms
    ピアノソナタ第2番 fis moll Op.2

    〜後半〜
    F.Chopin
    4つのスケルツォ

    第1番 h moll Op.20
    第2番 b moll Op.31
    第3番 cis moll Op.39
    第4番 E dur Op.54

    ブラームスも大好きな作曲家で、あのツィメルマンの全身から発せられる音にぞくぞくしながら、壮大なソナタを楽しみました。
    そして後半のスケルツォは、第1曲目からショパンの真髄を感じさせるダイナミックな演奏、ツィメルマンの世界観に一瞬で惹きつけられ、続く2番の絶妙な全体のテンポ設定、続く3番、4番ともにあっという間の瞬間で、もっと聴いていたいと思うほど素敵な時間でした。
    アンコールのブラームスの4つのバラードOp.10-1,2も隅々まで聴いていたくなる演奏で、どうしたらあの音を創り出せるのだろうと、うっとりしながら終始聴き入りました。

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    全身のオーラがあり、あたたかい人柄が伝わってくる、素晴らしいリサイタルでした。

    生で間近で演奏を聴くチャンス、時々必要な時間だなと改めて感じました。
    素敵な1日でした!

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